部署紹介
検査科
生化学分野
自動分析機器4台が常時稼働し、1日約2,300検体、処理テスト数約40,000件の検査を行っています。測定した検査結果は、システムチェックを経て、迅速かつ正確に報告できるよう、主要な機器は故障時のバックアップ体制として2台配備しております。また、臨床検査技師による分析機器のメンテナンスを定期的に実施し、測定精度の維持に努めています。生化学検査では、新規項目の導入や外部委託項目の見直しを行い、臨床診断のお役に立てる検査室を目指しています。
免疫血清分野
先天性代謝異常分野
血液一般分野
尿一般分野
病理分野
細胞診分野
微生物分野
健診科
広島県内の学校検診を、行政から委託を受け、行政との協働で実施しています。学校検診では、幼稚園児、小学生、中学生、高校生を対象にした学校心臓検診や学校検尿検査を専門性高く行い、結果の迅速な報告から疾患の早期発見・早期治療につなげることで、健康面からの学校生活の支援に努めています。
これらの検診の精度を保つため、複数の専門医による判定や検討委員会を開催し、検診の実施方法や診断の精度・妥当性を確認しています。
また、学校耳鼻科検診や歯科検診に使用する鼻鏡・耳鏡・歯鏡の貸し出しも行っています。
学校検診以外にも、食品を扱う企業の社員を対象にした検便検査や、広島市医師会、安佐医師会、安芸地区医師会の医療機関が行う被爆者健診の請求代行入力なども行っています。
営業課
集配営業係
システム管理課
システム係
検査オーダリングシステム「HOSTIA」、検査結果閲覧システム「WOLF」、PDF報告書閲覧システムなどを導入する業務を行っています。また、電子カルテと臨床検査センターとの連携(検査依頼と結果報告)も行っています。 その他、日々の報告書の作成や結果データ送信などの報告業務、臨床検査センター全体のシステム管理なども担当しています。
検体受付係
医療機関からお預かりした検体の受付作業を行っています。一日の依頼件数は約3,200件あり、受付作業は大きく2つに分類されます。1つは検査依頼書の受付作業です。検査依頼書をOCR(光学式文字読取装置)で読み取り、病院名、カルテ番号、患者氏名などの属性情報や依頼された検査項目を確認し、その後、正確性を確保するために別の係員にてダブルチェックを行います。
もう1つが各種電子カルテの受付作業です。依頼情報が入ったUSBのデータ取り込みや、2次元バーコードが印刷されたオーダリング用紙のデータ取り込みです。また、至急検査は専用要員を配属して迅速に対応しています。
総務経理課
経理の分野では、医療機関へ検査料金を請求する業務、日々の経理業務、予算や決算に関する業務を行うとともに、経営計画の策定と管理業務を行うことを通じて、臨床検査センターの安定した経営基盤確立を目指しています。
品質保証
品質保証室
「人は誰でも間違える」事を前提に平成22年に医療安全管理室を設置し、平成29年度から品質保証室に名称変更しました。医療安全管理を推進し、検査の質の向上に努めています。リスクマネジメント委員会では、インシデントレポートの収集と分析、現場へのフィードバックを行い、また、職員への教育研修を行っています。平成24年からは5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)にも取り組み、見た目をキレイにするだけではなく、活動を通じあたりまえの事ができるひとづくりを実践しています。平成26年から医療機関に向けの5S見学会も開催しております。
● ISO15189の認定
日々、進歩を遂げている検査技術への対応や精確で迅速な検査データの報告を目指し、公益財団法人 日本適合性認定協会(JAB)のISO15189の認証を2019年11月に受けました。ISO15189は「品質マネジメントシステムの要求事項」と「臨床検査室が請け負う臨床検査の種類に応じた技術能力に関する要求事項」の二つが大きな内容で、要求に沿った体制を構築し、要求事項に沿った業務運用や標準作業書の作成、職員教育を行っております。
● 医療安全活動
「人は誰でも間違える」ことを前提に2010年から医療安全活動を行っています。苦情・不適合・是正の報告書を提出し、毎朝の管理職連絡会で確認後、即日、現場へフィードバックしています。毎月の委員会では報告書の分析や職員教育を行っています。
● 5S活動(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)
2012年から全員参加で5S活動を行っています。清潔で働きやすく、インシデントが発生しにくい環境作りとともに、当たり前の事が当たり前に出来る「人づくり」を行っております。年に2回の監査を実施し継続に努めています。また、医療機関向けの「5S見学会」や出向き行う「5S研修会」も開催しています。
コールセンター