Q51 T-SPOT 検査の検体は、なぜ午後の集配便で回収してもらえないのですか。
A51
T-SPOT 検査とは、結核菌に特異的な抗原によってリンパ球を刺激すると産生されるインターフェロン-γを指標として結核感染を調べる新しい検査です。
信頼性の高い結果を得るために採血後、室温で保存し、「32時間以内に」検査を実施することになっております。そのため、外注先まで当日中に空輸し、翌朝検査に間に合わせる必要があります。
したがいまして、夕方までに検体が当検査センターに到着しておかなければならず、午前便での回収が必須条件となってきます。
▼T-SPOT 検査案内
- 予約検査のため、2日前(専用容器お届け等)までにはご予約をお願いいたします。
- 受託可能日は、月~金曜日の午前集配便となります。
- 他項目との重複依頼は避けてください。
- ご依頼方法:『検査依頼書Ⅰ』の欄外項目に T-SPOT とご記入ください。
※1 T-SPOT 検査は、診察又は画像診断等により結核感染が強く疑われる患者を対象として測定した場合のみ算定できる
Q&Aは広島市医師会会員及び当検査センターをご利用の医療関係者(医師、看護師、臨床検査技師等)を対象に臨床検査に関わる情報を提供しています。掲載する情報は、一般の方に対する情報提供を目的としたものではないことをご了承ください。