新規実施項目のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、新たに下記の項目が受託可能となりましたのでご案内いたします。
ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
記
■実施日 令和5年3月31日(金) ご依頼分より
■新規実施項目
※溶血でのご依頼は避けてください。(溶血検体では、測定値が低値となる可能性があります。)
■受託中止項目
今回の新規受託開始に伴い、下記項目は令和5年3月30日(木)依頼分をもって受託中止とさせていただきます。
詳細については以下をご覧ください。
●甲状腺刺激抗体(TSAb)
甲状腺機能亢進症を示すバセドウ病の診断、破壊性甲状腺機能亢進症(無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎)との鑑別診断に有用です。
甲状腺機能亢進症におけるバセドウ病はTSH受容体抗体(TRAb)によって発症します。TSH受容体抗体には刺激型と阻害型の2種類があり、このうち刺激型はTSH受容体に対してアゴニストとして作用し、甲状腺細胞膜中のadenylate cyclase活性を刺激し、甲状腺内のサイクリックAMP(cAMP)産生を増加させるバセドウ病の原因物質と考えられます。甲状腺機能亢進症を示すバセドウ病の診断、破壊性甲状腺機能亢進症(無痛性甲状腺炎、亜急性甲状腺炎)との鑑別診断に有用です。
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