新規実施項目のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、新たに下記の項目が受託可能となりましたのでご案内いたします。
ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
記
■実施日 令和4年5月2日(月) ご依頼分より
■新規実施項目
※他項目との重複依頼は避けてください。
確認検査(イムノクロマト法)をご依頼の際には、改めて採血しご提出ください。
令和4年5月1日(日)依頼分をもって受託中止とさせていただきます。
詳細については以下をご覧ください。
●HIV-1/2特異抗体
HIV-1/2の抗体確認検査に有用な検査です。
HIVはAIDS(後天性免疫不全症候群)発症の原因ウイルスで、持続感染の末に宿主の免疫システムを破壊し免疫不全を引き起こすことが知られています。その結果、発熱、疲労感、体重減少及びリンパ節腫脹等の全身症状に始まり、機能不全を主とした細胞性免疫不全を基調とし、原虫、真菌、ウイルス、細菌などによる日和見感染あるいはカポジ肉腫のような悪性腫瘍を合併します。
本項目は日本エイズ学会・日本臨床検査医学会の標準推奨法(参考文献参照)で、HIV-1/2スクリーニング検査で陽性または判定保留となった場合に実施する抗体確認検査法です。
従来のウエスタンブロット(WB)法による抗体確認検査法では低い感度や交差反応による判定困難な事例が知られ、本項目で検出感度の改善およびHIV-1とHIV-2同時測定が可能となり、HIV抗体確認検査として有用です。
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