新規実施項目のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、新たに下記の項目が受託可能となりましたのでご案内いたします。
ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
記
■実施日 令和2年5月29日(金) ご依頼分より
■新規実施項目
単純ヘルペスウイルス 1型・2型-IgG の判定基準
詳細については以下をご参照ください。
●単純ヘルペスウイルス 1型・2型-IgG
HSV-1(1型)とHSV-2(2型)の型特異性が高い検査です。
単純ヘルペスウイルス(HSV)は、血清型および遺伝子型から、HSV-1(1型)とHSV-2(2型)に分類されています。
HSV感染症のほとんどは、症状を認めない不顕性感染ですが、ウイルスの型(1型・2型)や感染経路により多彩な病態を持つことが知られています。病態は皮膚のバリア機能や全身の免疫機能が関与し、その再発頻度はウイルスの型などによって決定されると考えられています。
現在、中和法(NT法)などによる型の鑑別がおこなわれていますが、1型と2型に強い交差反応があり、血清学的にHSV-1およびHSV-2感染症を鑑別診断することができませんでした。
本項目は、型特異性が高いHSVエンベロープ糖タンパク抗原の1つであるグリコプロテインG(ℊG)を抗原とした抗体検出法を用い、型特異性が高い抗体検出が可能となりました。特に、再発を繰り返すHSV-2(2型)を正確に鑑別し、再発頻度の予測や再発防止にご活用ください。
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