新規実施項目のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、新たに下記の項目を受託開始しますのでご案内いたします。
ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
記
■実施日 令和元年 10月 15日 (火) ご依頼分より
■新規実施項目
注)他項目との重複依頼は避けてください。
詳細については以下をご覧ください。
●レジオネラDNA 定性<LAMP>
レジオネラ症の迅速な診断と、早期治療にお役立てください。
レジオネラ・ニューモフィラ(L. pneumophila)は、自然界の淡水や土壌中に存在する細菌で、レジオネラ症における代表的な起炎菌の一つです。
レジオネラ症は、感染症法において4類感染症(全数報告対象)に分類されており、ヒトからヒトへの感染はなく、レジオネラ属菌に汚染されたエアロゾル(気体中に浮遊する微小な液体または固体の粒子)を吸引したことにより感染し発症します。主な病型としては、重症型といわれる「レジオネラ肺炎」と一過性で自然に改善する「ポンティアック熱」に大別されます。
特に、レジオネラ肺炎は急激に進行し、重篤となることから死亡率が高いといわれており、その起炎菌の多くはL. pneumophila serogroup(SG)1ですが、SG1以外の血清型や、その他のレジオネラ属菌による症例も少なくありません。
LAMP法を用いた本項目は、L. pneumophila SG1を含むレジオネラ属菌11種の検出が可能な検査です。
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