新規実施項目のお知らせ
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、新たに下記の項目を受託開始しますのでご案内いたします。
ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。
記
■実施日 令和元年 8月 1日 (木) ご依頼分より
■新規実施項目
備考:他項目との重複依頼は避けてください。
本検査方法ではコンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取り扱いに充分ご注意ください。
詳細については以下をご覧ください。
●マイコプラズマニューモニエDNA 定性〔QProbe〕
M.ニューモニエDNAの検出に加え、23S rRNA遺伝子の変異の有無をご報告いたします。
マイコプラズマ ニューモニエ(Mycoplasma pneumoniae)は、非定型肺炎の代表的な原因菌であり、小児を中心とした幅広い年齢層に感染し、マイコプラズマ肺炎を引き起こします。治療においては、第一選択薬としてマクロライド系抗菌薬が広く使用されています。
近年、日本ではマイコプラズマ ニューモニエのマクロライド系抗菌薬に対する耐性菌の増加が報告されています。マクロライド耐性化には、23S rRNA遺伝子が関与しており、2063番目あるいは2064番目の塩基に変異が生じた場合、耐性を示すことが明らかとなっています。
本検査は、QProbe法により、咽頭ぬぐい液中のマイコプラズマ ニューモニエDNAを検出する定性検査です。併せて、23S rRNA遺伝子の2063番目または2064番目の塩基における変異の有無をご報告いたします。
特に急性期におけるマイコプラズマ感染の診断補助にお役立てください。
〔陽性時の報告書見本〕
*野生型はマクロライド感受性、変異型はマクロライド耐性化の菌です。
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