新型コロナウイルス抗体検査Q&A
令和2年6月9日に配布致しました、「新型コロナウイルス抗体検査 実施のお知らせ」(インフォメーションNo.2020-38裏面参照)の配布後に多くお問合せを頂いた内容についてQ&A形式にしましたのでご案内いたします。
■新型コロナウイルス抗体検査について
<ロシュ・ダイアグノスティックス株式会社資料をもとに作成>
A1 IgGを中心として、IgM、IgAも対象となりますが、区別はつかずトータルでの定性結果となります。
A2 <感度について>(69名からの204サンプルを用いた評価)
A3 SARS–CoV–2感染の既往を示す抗体を保有していることになります。ただし、現在感染をしているか、 また抗体を保有していることで今後感染しないかについては、現時点での知見や、抗体検査のみの結果からでは判断できないと考えられます。
抗体検査が陽性の場合は、現在感染しているかの判断も含めて、所轄の保健センターへ相談されることを推奨します。
A4 抗体検査が陰性であっても、感染後の抗体上昇に一定の時間がかかり個人差もありますのでSARS–CoV–2感染を完全に否定するものではありません。
A5 依頼書Ⅰの欄外項目に「新型コロナウイルス抗体」と記入し、生化学容器(X)で室温保管にてご提出下さい。検体採血量は2.0mLとなります。
追加検査は、採血後5日以内であれば可能です。
<臨床検査センターインフォメーションNo.2020-38>(令和2年6月9日配布)
*新型コロナウイルス再度のお知らせ(インフォメーションNo.2020-39 令和2年6月16日配布)
での変更点を反映させた改訂版を掲載しています。
PDFはこちら