ALP・LD検査方法変更のお知らせ (ALPの基準範囲を大幅に変更します)
平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
日本国内におけるALPおよびLD測定は、日本臨床化学会(JSCC)が提唱するJSCC標準化対応法(以下JSCC法)が採用されていますが、アイソザイムの特性により測定値に影響があることが知られていました。また、国際的には国際化学連合(IFCC)の基準測定方法(以下IFCC法)が広く用いられています。
この度、日本臨床化学会から2021年4月までに、現行の「JSCC法」から「IFCC法」に切り替えを行うよう通知があり、当センターも準拠しIFCC法に変更をいたします。
記
■実施日 令和3年3月29日(月)ご依頼分より
■変更による利点
IFCC法への変更後は、小腸型アイソザイムの測り込みが小さく、血液型B,O型の一部でみられていた食事の影響による偽高値が解消され、肝・骨疾患の臨床的意義が向上します。
■変更内容
※ ALPは検査方法に伴い基準範囲が変更となり、現在の約1/3程度の数値になります。
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