一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

臨床検査センターインフォメーション
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新規実施項目のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

このたび、新たに下記の項目が受託可能となりましたのでご案内いたします。

ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

■実施日 令和4年2月1日() ご依頼分より

 

■新規実施項目

 

詳細については以下をご覧ください。

 

●Asp f 1(アスペルギルス由来)

アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)の診断補助に有用な検査です。


アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(ABPA)は、重症喘息の中に潜在している例も多く、再発を繰り返すと線維化から呼吸不全に至ることもあり、早期の診断と治療が大切な疾患です。

成人気管支喘息患者のうち10%前後にアスペルギルス感作があるとされております。アスペルギルス感作喘息の10%20%(成人気管支喘息の1%2%)がABPAとされており、早期に疑い、積極的にABPAスクリーニングのためのCT検査等を進めていく必要があります。

本項目は、アスペルギルスから抽出されるアレルゲンコンポーネントの1つの特異的IgE検査で、ABPAの発症原因となるアスペルギルス・フミガーツスの主要アレルゲンを検出するため、ABPAの診断補助に有用です。

 

 

 

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