新規受託項目のお知らせ
謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別なご高配を賜り厚くお礼申し上げます。
このたび、下記の検査項目を新たに受託開始いたしますので、ご利用いただきたくご案内致します。
今後とも引き続きお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。
敬白
記
■実施日 平成27年 6月 1日(月) ご依頼分より
■新規受託項目
【注意】 溶血検体でのご依頼は避けてください。溶血の場合、データが低値傾向となります。
■受託中止項目
今回の新規項目受託開始に伴い、下記項目は平成27年5月31日(日)までの受託といたします。何卒、宜しくお願い申し上げます。
I型プロコラーゲン-N-プロペプチド(total P1NP)
骨粗鬆症の治療効果判定、経過観察、診断の補助に有効です。
P1NPは、Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチドの略称であり、Ⅰ型コラーゲンの生成過程で、骨芽細胞から血中に放出される分子量約35,000の蛋白質です。骨芽細胞分化の初期から賛成されるため、BAP等の骨形成マーカーよりも早期の骨形成を鋭敏に反映します。
P1NPは、骨粗鬆症治療、特に骨形成促進剤であるPTH製剤(テリパラチド)による治療効果の判定やモニタリング、診断補助に有用と考えられています。
本検査は、P1NPの三量体および単量体を検出しますが、単量体はごくわずかであると推察されているため、三量体のみを検出する従来のIntact P1NPとの相関は良好です。