一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

臨床検査センターインフォメーション
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新規実施項目のお知らせ

平素は格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

このたび、新たに下記の項目が受託可能となりましたのでご案内いたします。

ご利用いただきますよう、お願い申し上げます。

 

 

■実施日 令和2年3月31日 () ご依頼分より


新規実施項目

 

■受託中止項目

今回の新規受託開始に伴い、下記項目は令和2330()依頼分をもって受託中止とさせていただきます。

詳細については以下をご参照ください。

 

 

●メタネフリン・ノルメタネフリン分画

●メタネフリン・ノルメタネフリン分画(クレアチニン換算値)

褐色細胞腫・パラガングリオーマ(PPGL)の診断補助に有用な検査です。

メタネフリンはアドレナリン、ノルメタネフリンはノルアドレナリンの代謝産物であり、カテコール-O-メチル転換酵素(COMT)の作用によりメチル化を受けて生成されます。

PPGLの機能診断では、24時間尿中のメタネフリン2分画の正診率・感度・特異度は、非常に高く、また、メタネフリンとノルメタネフリンの合計値が正常上限の3倍以上である場合の診断精度は、さらに高まります。PPGLにおけるスクリーニングや確定診断補助として有用です。

この度、LC/MS/MSにて、メタネフリン分画とメタネフリンとノルメタネフリンの合計値も同時に報告する検査を開始いたします。また、クレアチニン換算値では、酸性蓄尿ができない場合や外来診療時に使用できるように随時尿をクレアチニン値で補正した結果を報告します。

 

 

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