一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

Q109 調理従事者の細菌検便検査の項目について教えてください。

A109

検診セットとして給食腸内6と給食腸内7を設けています。

それぞれの検査項目は以下の通りです。

大量調理施設衛生管理マニュアル(厚生労働省 平成29年6月16日)によると検便検査には腸管出血性大腸菌の検査を含めることが規定されています。

当検査センターでは腸管出血性大腸菌に加え、少量の菌量でも発症する可能性のある赤痢菌・チフス・パラチフスA・サルモネラを給食腸内6のセットとして組んでいます。給食腸内7では食肉による感染が主であるカンピロバクターが含まれており、食肉を取り扱う施設においては給食腸内7のご依頼をおすすめします。

 

担当 微生物係

 

 

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